雅楽代 雪下 生酒 R5BY
新潟県/天領盃酒造/720ML 1870円 1.8L 3630円※税込み
和元年(2018BY)の5月1日に天領盃酒造の若きCEO『加登 仙一氏』が新ブランド『雅楽代 うたしろ』を立ち上げました。
鎌倉時代に歌人としても有名な順徳天皇は島民の歌を気に入ると土地を授けました。
「歌の代わりの土地」という意味合いで蔵のある地区名は加茂歌代(かもうたしろ)となっています。
土地を授かり栄華を誇った島民は『雅楽代 うたしろ』と名乗ったそうです。
「お客様の思い出に残る楽しい時間を演出する」がブランドコンセプトです。
「雅やかで楽しい代(とき)」
ブランドコンセプトと蔵のある土地名の由来が合致した事から酒名『雅楽代』が生まれました。
先入観を持たずに飲んで頂きたいとの事で酒質データーは非公開とさせて頂きます。
R5BYは加登氏が蔵元杜氏として5造り目となります。
※天領盃酒造CEOとしては6期目
今期は夏の猛暑による高温障害の影響でお米が溶けずに苦戦している様ですが持ち前のトライ&エラー精神で
乗り越えて昨年以上の酒質を造ってくると信じております。
雪下(ゆきわたり)の意味※天領盃酒造の意訳
雪の積もった下にも、春に向けて植物達が生物達が春の訪れの準備をしています。
天領盃酒造も全国の名立たる酒蔵さんに負けないように毎年毎年試行錯誤し準備し酒造りを行っていきます。
今後は天領盃酒造の主力米となりうる佐渡産の『一本〆』を使用した限定酒です。
五百万石 と豊盃の交配にて誕生した『一本〆』
味が乗りやすく新潟の淡麗辛口志向には合わずに多用されずに現在では絶命危惧種です。
それを加登仙一社長は『名前がかっこいい』との理由で運命を感じたとの事です(笑)
農業センターから100gしか分けて頂けなかった種籾から3年間かけて自ら育てあげました。
穏やかな白ブドウ系の香りにミディアムで優しい甘みを感じます。
フレッシュかつおりがらみの円やかな甘み&酸のバランスが抜群です。
普段の雅楽代よりもクリーミーでリッチな味わいです。
冷酒でお楽しみ下さい。
【天領盃酒造 加登仙一社長の簡単な説明】
蔵元杜氏である加登仙一氏が2019年に立ち上げた雅楽代ブランドも5期目を迎えました。
昨年は無かった麹室が完成し酒質が飛躍的に伸び驚かされました。
今期も相変わらず機械トラブル等の障害が多く、毎年毎年1年生と日々奮戦しております。
又、今期は業界全体が悩んでいる酒米の高温障害と戦ったいます。
しかし最大の武器は24歳で蔵を買った、情熱と行動力と何故か人を巻き込む魅力です(笑)
下記は昨年2018BYのストーリーです。
2018年の夏前の独りブラック営業中に1人の若き経営者は現れた。
ツイッターでも蔵元レベル1と公言する加登仙一氏は1993生まれの25才でおそらく全国最年少蔵元社長。
品のある顔だちのクールなイケメンの口から『蔵を買ったので今期より酒造りに入ります』Σ(・□・;)
外見と会話内容のギャップに二日酔から醒めたのを記憶しています(笑)
大学時代の留学中にブレイクダンス仲間が自国の文化を自慢している中で自分が無知で日本を知らない事にショックを受けました。
帰国後に日本文化を勉強し興味を持ったのが日本酒だったとの事です。しかも蔵人ではなく味、経営に決定権のある蔵元杜氏に…
大学卒業後に証券会社に勤め、チャンス到来で蔵元買収に至ったとの事です。
クールでイケメンの外見からは想像できない行動力には頭が下がります